ノマドランドで有名なクロエ・ジャオ監督の過去作品まとめ

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「ノマドランド」で一躍有名となり、2021年10月公開予定の「エターナルズ」の監督としても抜擢されているクロエ・ジャオ監督。もちろん最新作も気になるところですが、彼女が過去に手掛けてきた作品にも注目してみました。人間ならではの葛藤や苦しみを描いた作品が印象的です。

 

クロエ・ジャオ監督

中国で生まれ、現在はアメリカ合衆国で活動する彼女の肩書は映画監督、脚本家、映画プロデューサーと多彩です。2015年に長編映画デビュー作「Songs My Brothers Taught Me」が、サンダンス映画祭でプレミア上映されました。

引用元:Wikipedia

  • 生年月日:1982年3月31日
  • 出身地:中国 北京市
  • 国籍:中国
  • 活動期間:2008年~現在

作品一覧

クロエ・ジャオ監督は現在(2021年3月)までに短編映画6本、長編映画3本を生み出してきました。2021年3月26日(金)に公開が予定され、注目されている「ノマドランド」の前にはいったいどんな作品を手掛けてきたのでしょうか。過去の作品を見てみましょう。

短編映画(6作品)

  • Helen’s First Date in Two Years(2008年)
  • Post(2008年)
  • The Atlas Mountains(2009年)
  • Simple Pleasures(2009年)
  • Daughters(2010年)
  • Benachin(2011年)

2010年にクレルモン=フェラン国際短編映画祭で短編映画「Daughters」がプレミア上映されました。一般公開されていないため、情報はほとんどありませんがパームスプリングス国際短編映画祭で学生短編映画賞、シネクエスト映画祭で審査員特別賞を獲得した優秀な作品です。

 

Songs My Brothers Taught Me

2015年に発表された、クロエ・ジャオ監督のデビュー長編映画です。カメラドール賞の最優秀初上映映画にノミネートされました。

引用元:Wikipedia

アメリカの田舎町で生活するジョニーは高校卒業間近に将来に展望を見出せず酒に溺れ、授業中に居眠りをしてしまう。高校の先生の「君は何になりたいんだ?」という問いかけに対し、ボクサーを夢見ていることを伝える。父は優秀な馬乗りだったが、火事で亡くなり、家には閉塞感が流れる日々で酒に溺れ自暴自棄になってしまうジョニーだが、家族を一番に考えて自分の道を決めていく物語。

 

ザ・ライダー

2018年に公開された作品であり、オバマ米前大統領が2018年のお気に入り映画として挙げた1本でもあります。ゴッサム・インディペンデント映画賞や全米映画批評家協会で作品賞を受賞した優秀な作品です。

引用元:シネマトゥデイ

アメリカ中部、落馬事故で頭部に重傷を負った若きカウボーイ。身体をむしばむ後遺症の恐怖と、捨てきれないロデオライダー復帰への思いの狭間で自身の生きる意味を探す物語。

 

ノマドランド(2021年3月26日公開予定)

2020年、第77回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞、第45回トロント国際映画祭でも最高賞の観客賞を受しました。

『ノマドランド』予告映像

引用元:FILMAGA

ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。そこで下した彼女の選択はキャンピングカーに全ての思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。その日その日を懸命に乗り越えながら、往く先々で出会うノマドたちとの心の交流とともに、誇りを持った彼女の自由な旅を描く物語。

 

エターナルズ(2021年10月29日公開予定)

クロエ・ジャオ監督はマーベル・スタジオが贈る、最強ヒーローチームを描いた超大作「エターナルズ」の監督にも抜擢されました。

引用元:MARVELガイド

古代から地球でひっそりと暮らしてきた異星人であるエターナルズが、人類最古の敵・ディヴィアンツと戦うべく立ち上がるという物語。

 

まとめ

クロエ・ジャオ監督が手掛けた過去の作品は、人間ならではの葛藤や気持ちの変化を表現した作品が多くみられました。

PCでネットビジネスさえあればどこでも暮らしていけることを”ノマド生活”なんていいますが、「ノマドランド」では真のノマド生活をみられそうですね。

また、今までとは全く異なるジャンルである「エターナルズ」をどう仕上げたのかにも注目が集まりそうです!

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